変わりゆく中で「残されて」いるもの

　新潟駅では高架化工事が進められています。現在は在来線ホームのうち新しい２番線から５番線の建設作業が中心。上越新幹線の１１番線ホームから工事の模様を垣間見ることができます。

　一方、新たなホームの供用が始まると取り壊される運命にある現在の２番線から４番線のホームは、覆い被さるように迫り来る「新たな施設」の下で、きょうも多くの利用者の行き来を見守っています。

　そんなホームに、かつて新潟駅と大阪駅との間を結んでいた列車の名残が、片隅にひっそりと残されています。

　場所は３番線、亀田駅寄りの階段近く。気にしていないと見過ごしてしまう足下に、それはあります。

３番線ホームに１カ所だけ残されている ...