湯沢町の田村正幸町長(左から3人目)と、東京都から進出したIT関連企業4社の代表=湯沢町役場
湯沢町の田村正幸町長(左から3人目)と、東京都から進出したIT関連企業4社の代表=湯沢町役場

 都内へのアクセスがよく自然豊かな新潟県湯沢町で、IT関連企業の進出が加速している。家賃や設備にかかるコストが抑えられるほか、町内にデータセンターがあり、膨大なデータを扱うIT関連企業が進出しやすい環境が整っている。湯沢町が拠点となった事業の創発や、企業進出が進むことによる関係人口の増加が期待される。

 都内から湯沢町に進出するIT関連企業4社の代表が2月中旬、湯沢町役場に田村正幸町長を表敬訪問した。

 4社は、ゲーム開発の「TOKYO CREATION」、アプリ開発の「ILEO」、映像制作などの「BIXEL」、SNS運用の「Frenzy Lazy」。それぞれ2018〜23年に都内で起業し、県から...

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