多くの白鳥が飛来するラムサール条約登録湿地の佐潟=2022年11月、新潟市西区
多くの白鳥が飛来するラムサール条約登録湿地の佐潟=2022年11月、新潟市西区

 新潟市は3月7日、「ラムサール条約湿地自治体」に認証されていることを広くアピールするため、2024年度にオリジナルロゴマークを作成することを、市議会2月定例会の本会議で明らかにした。

 新潟市内には条約湿地の佐潟(西区)など16の潟がある。市は22年、鹿児島県出水市とともに国内で初めて湿地自治体に認証された。観光面で生かそうと、交流サイト(SNS)やPR動画で国内外への発信にも力を入れる方針。ロゴマーク作成について木山浩環境部長は「市のプロモーションや市産品のPRなどに活用したい」と話した。

 また、佐潟はハスの消失やアカミミガメ(ミドリガメ)の増加などが課題となっている。新潟市はハス消失の要因...

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