
マゼランペンギンについて説明を受ける山内弘志駐アルゼンチン大使(右)=3月12日、上越市五智2の市立水族博物館うみがたり
新潟県上越市の市立水族博物館うみがたりに3月12日、山内弘志駐アルゼンチン大使(59)が訪れ、アルゼンチン南部に多く生息するマゼランペンギンの飼育状況を視察した。
うみがたりは現在、マゼランペンギン約120羽を飼育し、日本一を誇る。上越市は2018年、マゼランペンギンの一大生息地のアルゼンチン・チュブト州と保全に関する協定を締結した。19年には、チュブト州がうみがたりを生息域外重要繁殖地に指定した。
山内大使は日本とアルゼンチンの交流促進に向け、うみがたりを視察し、マゼランペンギンを展示している屋外スペースを見学。世界最大の生息地で、アルゼンチン南部のプンタトンボを参考に岩場や巣穴を造ったこ...
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