「初もの好き」というわけではないが、 真新しい設備を使うときの気持ちよさはよく分かる。 ことしの春。北陸新幹線とえちごトキめき鉄道開業初日。3月14日の早朝である。 直江津駅から、日本海ひすいラインの2番列車に乗った。 1番列車でないのが悔しい。前夜、飲み過ぎて寝過ごしたのである。 列車は新造されたET122系。 新車の香りが漂う。 シートも窓ガラスもぴかぴか。 当然、トイレもぴかぴか。 利用者「第1号」として使わせていただいた。 広くて快適。新型車両が出るたびにトイレの進化に感心させられる。 新造車両で到着した糸魚川駅もまた新築間もない。 当然のことながらここ...

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