新潟国際アニメーション映画祭の開幕セレモニー。ノラ・トゥーミーさん(左)らコンペで審査員を務める3人が登壇した=3月15日、新潟市中央区
新潟国際アニメーション映画祭の開幕セレモニー。ノラ・トゥーミーさん(左)らコンペで審査員を務める3人が登壇した=3月15日、新潟市中央区

 国内外の長編アニメーション映画を集めた「新潟国際アニメーション映画祭」が3月15日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ日報ホールで開幕した。井上伸一郎フェスティバル・ディレクターは、甚大な被害が出た能登半島地震を踏まえ「エンターテインメントは人々に希望を与える。アニメに希望を託そう」と開会宣言した。

 映画祭は昨年始まり、今年で2回目。アジア最大の長編アニメ映画祭をうたい、20日までの期間中、作品の上映や監督らによるトークイベントなどを市内各地で開催する。目玉となる長編コンペティション部門には前回を大幅に上回る29の国・地域から49作品の応募があり、最終日の20日にグランプリが発表される。

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