新潟市中央区の「新潟市水族館マリンピア日本海」で2023年7月に生まれた雌のトド「ナツ」の命名式が3月20日、開かれた。水槽から「ナツ」が見守る中、命名者を代表して3人が式に出席し、記念品が贈られた。
マリンピア日本海は3月6日までの約2カ月間に愛称を募集。新潟県内外の来館者に書いてもらい、3027件、1473種の名前が寄せられた。このうち「ナツ」は68人からで、「7(ナナ)月2(ツー)日生まれ」だからなどの理由が挙げられた。
命名式に出席した新潟市西区の小学4年の女子児童(10)は「呼びやすく、かわいい名前を考えた。元気に育ってほしい」と笑顔で話した。

生まれたばかりの「ナツ」。母親のパールが常に寄り添っていた=2023年7月2日、新潟市中央区のマリンピア日本海