
新潟県の新発田地域広域事務組合は3月28日、新設する一般廃棄物最終処分場について、胎内市船戸地区の土取場跡を予定地に決めたと明らかにした。2029年度の運用開始を目指し、24年度は具体的な事業計画の策定に着手する。
組合は、地質や自然条件、交通アクセスなどを考慮し、日本海東北自動車道建設時の土取場跡を予定地とする基本構想をまとめた。敷地面積は約6万平方メートル。構想では、埋め立て面積約1万3000平方メートル、処分量は約9万立方メートルとする。屋根のないオープン型の施設で、使用期間は15年間の予定。埋め立て地からの排出水は水処理施設で浄化処理後、胎内市の公共下水道に接続し排出する。
27年度...
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