サッカー女子WEリーグのアルビレックス新潟レディースは第13節第1日の3月30日、相模原ギオンスタジアムでノジマ相模原と対戦し、1-0で勝利した。中2日や中3日の間隔で5試合が続いた過密日程の最終戦を白星で締めた。通算成績は9勝2分け3敗。勝ち点は29とし、順位は3位のまま。
新潟Lは限られた好機を生かして、ノジマ相模原に競り勝った。
前半は一進一退の攻防となった。MF田中聖愛のドリブルなどで攻め込んだが、決定機は少なかった。守備では、DF園田瑞貴らがゴール前への進入を許さなかった。
後半は選手を交代しながら、攻勢を強めた。12分、敵陣でパスカットしたFW川澄奈穂美が、そのままシュートを決めて先制。最終盤は押し込まれる場面もあったが、GK平尾知佳を中心に防ぎ切った。
ほかに1試合が行われ、4位の日テレ東京Vがマイナビ仙台を3-0を下した。
新潟Lの次節は4月14日午後1時から、新潟市陸上競技場で大宮と対戦する。
◎FW川澄奈穂美の話 (決勝点につながるパスカットは)道上彩花のプレスで、次にパスが来るのは「ここだ」と思った。GKが前に出ているのは見えていた。良い所にボールを置き、コントロールシュートを決めるだけだった。
◎橋川和晃監督の話 5連戦でボロボロの中、選手が魂のこもった試合をしてくれた。戦術や内容どうこうではない。マネジメントしたスタッフ、新潟から駆け付けた力強い応援も含め、みんなで勝ち取った勝利だ。
× ×
※リンク先の一部は会員限定コンテンツです。新潟日報を購読中の方は、ご家族を含め、無料で「デジタルプラス」会員に登録して読むことができます。