任期満了に伴う新潟県佐渡市長選と佐渡市議選が4月7日に告示される。投開票は14日。5日現在、正式に市長選への立候補を表明しているのは、再選を目指す無所属現職の渡辺竜五氏(59)だけで、2004年の佐渡市発足後、初の無投票となる公算が大きくなっている。

 渡辺氏は、持続可能な島づくりを目指し、移住促進に取り組んできた。2期目に向けては、「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を見据えたおもてなしの充実や行財政改革の推進、妊娠から子育てまでの支援体制の構築などを公約に掲げた。

 定数21の市議選には、現職16人、元職1人、新人7人の計24人が立候補する見込み。

 3月1日現在の佐渡市の選挙人名簿登録...

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