新潟L新加入の選手たち
新潟L新加入の選手たち

 女子サッカーWEリーグは秋春制を採用しているため、大学卒や高校卒、下部組織から昇格した選手らがシーズン途中(冬季中断の間)に加入することになります。ずいぶんと遅くなってはしまいましたが…、アルビレックス新潟レディースに加入した5人の新人選手たちを、2023ー24シーズンの選手一覧ページに追加しました。すでにWEリーグの試合に出場している選手もいます。今季は終盤を迎え、チームは現在3位。ラストスパートへの貢献が期待されるルーキーたちを、少しだけ紹介します。

 

 

◆(14)MF下吉優衣 全国を制したパスの名手

 高校女子サッカーの名門・藤枝順心高(静岡)から加入。冬の全日本選手権の2連覇、インターハイ制覇に中心選手として貢献した。中盤を支えるアンカーなどを務め、長短のパス、スルーパスが持ち味。プレッシャーを受けても落ち着いたプレーができる。

◎下吉優衣(しもよし・ゆい)2005年11月22日生まれ 162センチ 東京都出身

◆(16)DF富岡千宙 スピード自慢!もうひとりの「ちひろ」

 年代別日本代表歴があり、日体大から加入。サイドバックなどを主戦場とする。なでしこリーグ1部で経験を積み、昨年は主将として19試合に出場し2得点。抜群のスピードを生かして攻守に貢献。フリーキックから強烈なシュートも打てる。JFAアカデミー福島ではMF石田千尋と同期。同じ「ちひろ」で、それぞれ「とみち」「いしち」がニックネーム。

◎富岡千宙(とみおか・ちひろ) 2001年8月15日生まれ 161センチ 佐賀県出身

◆(30)FW那須野陽向 高校得点王、嗅覚あるストライカー

 修徳高(東京)から新卒加入。冬の全日本高校選手権では関東1位校として出場。準々決勝で敗れたが、チームのエースストライカーとして左右両足から4点を決めて得点王となった。ゴール前の優れた得点感覚だけでなく、サイドからでも打開力を発揮する。

◎那須野陽向(なすの・ひなた) 2005年11月23日生まれ 166センチ 東京都出身

◆(33)MF田中聖愛 新潟のワンダーガール

 新潟レディース下部組織で育ち、トップチームに昇格した。父親は元日本代表FWで、J1新潟の田中達也アシスタントコーチ。前線のポジションを務め、スピードに乗ったドリブル突破は父親そっくりとの声も。育成組織TOP可選手として2年前からWEリーグに出場しているが、出場時間を増やして初ゴールをつかみたい。練習には父親と一緒に通い、親子のコミュニケーション時間になっているとか。

◎田中聖愛(たなか・せいら) 2005年12月7日生まれ 162センチ 埼玉県出身

◆(34)DF長崎咲弥 運動量豊富なユーティリティープレーヤー

 新潟レディースの下部組織からの昇格組。DF登録だが、豊富な運動量を生かして、さまざまなポジションができる。ドリブルの仕掛けも魅力。育成組織TOP可選手として、昨季はWEリーグ2試合に出場。アカデミーの先輩MF白沢百合恵によれば「ガンガン仕掛けるだけでなく、足元もロングのキックもしっかりした技術を持っている」。

◎長崎咲弥(ながさき・さや) 2005年4月14日生まれ 153センチ 新潟市東区出身

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