
小千谷市出身の杜氏らが仕込んだ酒の出来を審査した「自醸清酒品評会」=4月11日、小千谷市薭生
新潟県小千谷市出身の杜氏(とうじ)らが仕込んだ日本酒の出来を競う「自醸清酒品評会」が4月11日、小千谷市薭生(ひう)の勤労青少年ホームで開かれた。審査員は杜氏のこだわりや酒の香りを吟味し、最高賞の小千谷市長賞に八海醸造(南魚沼市)の村山雅俊さんが手がけた「八海山」を選んだ。
地元出身の杜氏らでつくる小千谷杜氏組合が技術向上を図るために毎年開いており、65回目。今年は11の酒蔵から33品が出品された。
品評会では新潟県醸造試験場(新潟市中央区)の青木俊夫場長ら4人が審査。香りをかいだり、口に含んで味のバランスを入念に確かめたりして、点数を付けていった。
表彰式で青木さんは、出品された日本酒につ...
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