再エネ由来の電力を導入した一正蒲鉾の北海道工場
再エネ由来の電力を導入した一正蒲鉾の北海道工場

 一正蒲鉾(新潟市東区)は北海道工場で使用する電力を実質100%再生可能エネルギー由来の電力に切り替えた。年間で約1500トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる見込み。

 再エネ電力の導入は2023年の聖籠工場(新潟県聖籠町)と山木戸工場(新潟市東区)に続いて3カ所目。

 北海道工場は小樽市にあり、おせち商材や輸出用商品を製造する。新潟県内外に8カ所ある工場の中でも主力の一つで、再エネ導入効果は大きい。海外の取引先にも環境への取り組みを発信できるとして電力の切り替えを決めた。

 北海道電力が提供する「カーボンFプラン」を4月1日に導入した。北海道工場で使用する電力を、水力発電など再エネ電源によ...

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