地元の金山について理解を深めた相川小の児童たち=佐渡市相川下戸村
地元の金山について理解を深めた相川小の児童たち=佐渡市相川下戸村

 世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」をテーマにした地域学習が、新潟県佐渡市の相川小学校で行われた。地元にある金山の歴史や価値に触れた児童たちは「登録されるように応援したい」と力強く語った。

 総合学習の一環で4月16日に行われ、3〜6年生約50人が参加した。佐渡を世界遺産にする会の斎藤本恭(ほんきょう)さん(71)が講師を務めた。

 斎藤さんは金山のシンボル「道遊の割戸」や北沢浮遊選鉱場跡など金山関連の遺跡の画像を示し、「今回世界遺産になるのはどれだろう」と出題。児童は斎藤さんの「機械を使う時代よりも古い、江戸時代までのもの」といったヒントを聞き、「割戸」「坑道」など次々と正解を当て...

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