雪国型ZEHの普及を目指す推進協議会の初会合=4月22日、新潟市中央区
雪国型ZEHの普及を目指す推進協議会の初会合=4月22日、新潟市中央区

 冬場の日照時間が短く、寒さが厳しい新潟県の気候に合わせた省エネ住宅「雪国型ZEH(ゼッチ、ネット・ゼロエネルギー・ハウス)」の普及を目指す協議会が4月22日に設立され、新潟市中央区で初会合が開かれた。新潟県や市町村、住宅関係団体、金融機関、大学教授で構成され、推進母体として連携することを確認した。

 雪国型ZEHは新潟県が2021年に定義して推奨している独自基準。従来のZEHより断熱性能と気密性能を高め、冷暖房効率を上げて省エネを実現する。

 協議会では住宅建築の状況や技術、有利な住宅ローン商品、自治体の補助制度などの情報を構成団体が共有し、集約して広報することで雪国型ZEHの普及につなげる。

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