米を原料とする新しいごみ袋を触る児童=新潟市西蒲区の潟東小学校
米を原料とする新しいごみ袋を触る児童=新潟市西蒲区の潟東小学校

 全国初の取り組みとして、新潟市が4月に導入した新潟市産米原料のバイオマスプラスチック製家庭用指定ごみ袋について、実物のお披露目を兼ねた出前授業が、新潟市西蒲区の潟東小学校で開かれた。ごみ袋の原料となった非食用米(資源米)を昨秋に収穫した6年生約40人がバイオプラ製ごみ袋について理解を深めた。

 2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指す新潟市の取り組みの一環。ごみ袋は、市内産の資源米を10%配合。従来品に比べて二酸化炭素の排出量を10%抑えることができるという。

 4月16日に開かれた授業では、バイオマスレジンマーケティング(新潟市中央区)の担当者が、製造過...

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