弾道ミサイルの飛来を想定した訓練で身を守る姿勢を取る新井中央小の児童たち=妙高市諏訪町2
弾道ミサイルの飛来を想定した訓練で身を守る姿勢を取る新井中央小の児童たち=妙高市諏訪町2

 新潟県妙高市と新井中央小は、近隣国からの弾道ミサイル発射を想定した国民保護訓練を新井中央小体育館で行った。防災や平和、戦争について学習する6年生67人が参加し、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令されたときの避難手順を学んだ。

 国民保護訓練を妙高市内の学校で行うのは初めて。

 妙高市の担当者がJアラートが発令された時の対応を説明し、爆発でけがをしないよう地下や頑丈な建物、ガラス窓から離れた場所に避難するよう呼びかけた。

 4月23日に行われた訓練では、アラートが鳴った後、児童たちは教員や妙高市職員の指示に従って防災頭巾をかぶって体育館前方に集合。かがみこんで頭部を守る「ダンゴムシの姿勢」を取...

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