ラストチャンスレガッタで優勝を決めて喜ぶ富澤慎=4月25日、フランス・イエール(セーリングエナジー/フレンチオリンピックウィーク提供)
ラストチャンスレガッタで優勝を決めて喜ぶ富澤慎=4月25日、フランス・イエール(セーリングエナジー/フレンチオリンピックウィーク提供)

 日本セーリング連盟は4月27日、男子iQフォイル級の富澤慎(トヨタ自動車東日本・新潟県柏崎市出身)がパリ五輪代表に内定したと発表した。富澤の五輪出場は5大会連続となる。

 富澤はフランスで開催された最終予選「ラストチャンスレガッタ」のiQフォイル級で優勝。日本の五輪出場枠を獲得し、連盟が正式に内定を出した。

 富澤は柏崎工高を経て、関東学院大を卒業。2008年の北京五輪に初出場して以降、ロンドン、リオデジャネイロ、東京五輪に出場している。最高順位は北京五輪の10位。パリ五輪はこれまでのRSX級が廃止され、新種目iQフォイル級が採用される。

 日本セーリング連盟によると、5回の五輪出場はセーリングで...

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