「漢学の里しただ」が期間限定で販売している地元素材を使った一口サイズのチョコ。左からハチミツ、フキノトウ、クルミ
「漢学の里しただ」が期間限定で販売している地元素材を使った一口サイズのチョコ。左からハチミツ、フキノトウ、クルミ

 新潟県三条市下田地区の山あいにある道の駅「漢学の里しただ」(庭月)が、地域の素材を原材料にしたチョコレートを期間限定で販売している。フキノトウの香りと苦みを生かした珍しい一粒に加え、クルミ、ハチミツも用いて計3種類を作った。関係者は「下田ならではの食材を新たな楽しみ方で味わってほしい」とPRしている。

 チョコを作るのは道の駅で働く洋菓子職人、市川耕太さん(34)。渋谷の有名菓子店など東京で13年腕を磨き、2023年6月にUターン就職した。今回は道の駅に並ぶ食材を活用し、地元の食の豊かさを広く発信しようと企画した。

 3種類の一口サイズのチョコのうち、一番の目玉は珍しいフキノトウ味だ。製造過程で...

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