女子1万メートルの小海遥(左)、男子走り高跳びの長谷川直人
女子1万メートルの小海遥(左)、男子走り高跳びの長谷川直人

 五輪初出場を目指し、陸上の新潟県勢2人が大会に挑む。女子長距離の小海遥(第一生命グループ・妙高市出身)は、静岡県で行われる5月3日の日本選手権1万メートルが大一番。男子走り高跳びの長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC・新潟市北区出身)は、残り3大会での世界ランキング上昇が、パリ五輪代表入りの鍵を握る。

 小海は日本選手権1万メートルで五輪参加標準の30分40秒を突破した上で、優勝すると内定する。2023年の同選手権は、自己ベストの30分57秒67で3位。優勝した広中璃梨佳(日本郵政グループ)は欠場。急成長しているため、期待がかかる。

 これまで30分40秒を切った日本人選手は広中と新谷仁...

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