
広島戦に向けて調整するFW太田修介(中央)ら=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第11節の5月3日午後2時から、デンカビッグスワンで3位の広島と対戦する。今季無敗の強敵だが「われわれがチャレンジャーだと、選手がギラギラしている姿を見せたい」と松橋力蔵監督。アグレッシブに戦い、白星をつかみ取りたい。
リーグ戦10試合を終え、新潟は勝ち点12で14位。ただ、首位との勝ち点差は7と大きく離れておらず「1勝することで景色は変わる」(松橋監督)。5月は連戦も含み、リーグ戦は6試合もある。指揮官は「今の立ち位置から、突き上げていくことが大事」と気を引き締める。
広島は総得点が16と、リーグ2位。7得点を挙げるFW大橋祐紀や、FW加藤陸次樹ら前線が人数をかける攻撃は強力だ。新潟は前節FC東京戦で3失点を許しているだけに、いかに粘り強く対応できるかが鍵を握る。3月に新潟から完全移籍したDF新井直人も攻撃力があるだけに注意したい。
守備もDF佐々木翔らを中心に堅いが、「そういった相手から得点を奪い、勝ち点を取らないと、自分たちの目指すものは手に入らない」とFW小野裕二。開始直後から積極的なアクションを仕掛けるつもりだ。
◆勝つには"多彩な攻撃"不可欠、FW太田修介「一人一人の良さを生かす」
勝利を...
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