果実のような甘さと食感が特徴の「黒にんにく」
新潟県下越地方の道の駅や類似の交流拠点施設には、地域色豊かな商品がずらりと並ぶ。各駅を訪ね、お薦めの品々を紹介する。（６３回目）
胎内市産のニンニクを加工した「黒にんにく」は、ドライフルーツのような甘さが際立つ。食感もやわらかい果実のようだ。
ニンニクを生産する市内の農家小田大（まさる）さん（５１）が長期間加熱して製造する。ニンニクは糖度が３０〜４０度ほどと高いのが特徴で、加熱するとその甘みが引き出される。
胎内市の砂丘地は球根栽培に適していることからチューリップの一大産地だ。小田さんが主に栽培するのもチューリップやスイセンの球根だ。砂丘地は根菜の栽培にも向いていることから、１０年ほど前にニ...
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