創業約170年の老舗菓子店が作る「さくら最中」
創業約170年の老舗菓子店が作る「さくら最中」

 新潟県下越地方の道の駅や類似の交流拠点施設には、地域色豊かな商品がずらりと並ぶ。各駅を訪ね、お薦めの品々を紹介する。(59回目)

 桜咲く季節にぴったりの和菓子「さくら最中(もなか)」が、3月から五泉市赤海(あこうみ)のラポルテ五泉で販売されている。

 創業約170年の老舗菓子店、舎川(しゃがわ)本舗(五泉市村松甲)で約60年前から販売している。村松地区にある村松公園は「日本さくら名所100選」の一つだ。舎川一哉(かずや)社長(63)によると「村松の名物を作ろうと父が開発した」という。

 発売当初は桜の花びら1枚を模した...

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