海や川などを走行する「水上オートバイ」の全日本選手権第2戦が5月11、12の両日、新潟市西区の小針浜海水浴場で開かれる。新潟県では初開催で、新潟市の愛好者らが誘致した。水上オートバイは、一部の操縦者による迷惑行為で悪いイメージを持つ人もおり、関係者は「大会を通じ、イメージアップや普及を目指したい」と意気込む。

 水上オートバイは16歳から操縦免許が取れる小型船舶で、時速100キロ近いスピードで水上を走る爽快感が魅力だ。愛好者の多くは海水浴客や漁業者に配慮して楽しんでいるが、海水浴客の近くでの走行や、漁船への高速での接近など悪質な行為が一部で見られ、悪い印象を持つ人もいるという。

川を走行する水上オートバイ。スピード感が魅力だ=新潟市東区の阿賀野川

 全日本選手権は...

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