
新潟空港を飛び立つトキエアの機体
新潟空港を拠点とする航空会社「トキエア」の新潟-丘珠(おかだま)(札幌市)線で、3月の利用率が8割を超えたことが5月10日、国土交通省東京航空局の統計で分かった。トキエアが、採算を取るための目標としていた7割を初めて超えた格好だ。
1月31日に就航した丘珠線は、2月の利用率が48・6%だった。チケットの販売期間が短かったことなどが影響した。3月は週4日、1日2往復を運航し、利用率は80・1%、輸送人数は3690人だった。年度末の移動期や、観光シーズンに入ったことで需要が持ち直したとみられる。就航率は84・2%だった。
トキエアでは、4月から丘珠線の運航日を週5日に増やしている。4月26日には...
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