「縁がわ」で鈴木大輔選手(右)と一緒に働き始めた菅野颯汰さん=2024年12月、千葉市(菅野さん提供)
「縁がわ」で鈴木大輔選手(右)と一緒に働き始めた菅野颯汰さん=2024年12月、千葉市(菅野さん提供)

 福島県南相馬市出身の菅野颯汰さん(23)は、東日本大震災で被災し避難したことをきっかけに、偶然が重なって、サッカーJ1ジェフユナイテッド市原・千葉のキャプテン鈴木大輔選手=元アルビレックス新潟=が運営する放課後等デイサービス「縁がわ」(千葉市)で障害のある子どもたちの成長を見守っている。

 東京電力福島第1原発から半径30キロ圏内に住んでいた菅野さんは、小学2年で被災。情報が錯綜(さくそう)する中、山形県や新潟県など3カ所の体育館を家族と転々とした。

 約1カ月後、新潟県胎内市の社宅に落ち着くと、サッカークラブに入り、当時鈴木選手が所属していたアルビレックス新潟の試合を何度も見に行った。

 小学6年で、福島県相馬市に引っ越した時には、柏レイソルに移籍した鈴木選手が...

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