サッカー女子WEリーグ日本女子プロサッカーリーグ。日本女子サッカーの最上位リーグで2021年に始まった。3季目の23-24年シーズンは12チームが参加。秋春制を採用している。下部にはアマチュア中心の「なでしこリーグ」があるが、降格制度はない。のアルビレックス新潟レディースは第21節第1日の5月18日、デンカビッグスワンで広島と対戦し、0-2で敗れた。3連敗となり、通算成績は12勝2分け7敗。勝ち点は38で変わらず、今季の順位は4位で確定した。
新潟Lは後半に2点を失い、今季ホーム最終戦を白星で飾れなかった。
序盤は攻め込まれる展開が続いたが、GK平尾知佳を中心に粘り強く守った。ゴール前に迫る機会が次第に増え、21分にFW川澄奈穂美がシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。
後半に入ると守勢に回る時間が多くなり、23分、自陣でボールを奪われ先制点を許した。40分にもクロスからの折り返しを押し込まれ、追加点を奪われた。
他に2試合が行われ、すでに優勝を決めている三菱重工浦和は2-0で2位のINAC神戸を下し、13連勝。3位の日テレ東京Vは2-1で千葉を破り、5連勝とした。2位との勝ち点差を1に縮めた。
新潟Lの次節は5月25日、敵地でマイナビ仙台と対戦する。今季最終戦となる。
◎FW川澄奈穂美の話 本気でトップ3を目指していたからこそ、4位確定は悔しい。次がこのチームでできる最後の試合。当初の目標、勝ち点40を目指して、最後は勝って笑って終わりたい。
◎DF園田瑞貴の話 (ボールを奪われ、先制を許した場面は)パスを受けたときに相手との距離が近く、かわそうとしたが、つつかれてしまった。相手の位置をもっと把握し、いい状態で受けられていたらと思う。
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