アルビレックス新潟はJ1第15節最終日の5月19日、レモンガススタジアム平塚で湘南と対戦し、1-2で敗れた。今季初の逆転負けとなり、2試合ぶりの黒星。通算成績は4勝4分け7敗で、勝ち点は16。順位は15位のままだが、降格圏の18位湘南とは勝ち点差が2。
新潟は序盤に先制したが、2失点を許して湘南に逆転負けした。
前半からボールを保持して好機をうかがった。14分、CKからMF谷口海斗が狙ったが、相手GKに阻止された。30分、左クロスからFW長倉幹樹が決めて先制した。だが35分にロングボールの処理を誤り、失点。
後半15分、ゴール前のこぼれ球を詰められ、2失点目を喫した。終盤は相手の堅い守りに苦しみ、攻めあぐねた。41分のMF松田詠太郎のシュートはクロスバーをたたいた。
J1はほかに7試合を行い、町田は藤尾の2ゴールなどで東京Vに5-0で大勝し、2連勝の勝ち点32で首位に返り咲いた。東京Vは12試合ぶりの黒星を喫した。神戸は鹿島に0-1で競り負けて2位に後退。連勝は4で止まり、勝ち点29で鹿島に並ばれた。
新潟の次戦はYBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦で、5月22日午後7時から敵地でJ2秋田と対戦する。リーグ戦の次節は25日午後4時からデンカビッグスワンで福岡と戦う。
◎GK小島亨介の話 いい試合をしていたのに、自分たちから崩れてしまった。(トーマス・デンとの接触で招いた失点場面は)防げた失点だった。どう防ぐべきかをまだ共有していないので、今は自分の意見は話せない。
◎松橋力蔵監督の話 (選手交代が少なかったのは)交代できる前線の選手が1人しかいないという事情が大きい。(他の選手を)ポジションを変えて出すなども、頭の中で考えた。ただ、出ている選手でやっていけると判断した。
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