宿根木の「三角家」。漫画「ゴールデンカムイ」に似た風景が出ているとして、ファンから人気が高いスポットだ=5月15日、佐渡市

 明治時代末期、金塊を追う元陸軍兵とアイヌ民族の少女の冒険を描いた人気漫画「ゴールデンカムイ」。2022年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)での連載を終了した後も、ゆかりの地の新潟県佐渡市、新発田市を訪れるファンは絶えない。新潟市秋葉区の新津美術館では5月25日から、連載完結を記念した「ゴールデンカムイ展」が開かれる。佐渡市や新発田市では「展覧会が新潟を訪れるきっかけになれば」と期待の声が上がっている。

◆月島軍曹の故郷・佐渡でファン増加中?いごねり、こいつはヒンナだぜ!

 「ゴールデンカムイ」は、出身地が新潟県という登場人物3人が活躍する。そのうち陸軍軍曹の月島基(はじめ)は...

残り1335文字(全文:1591文字)