小水力発電所建設工事の安全を祈願した地鎮祭＝５月１７日、津南町秋成
水力発電所の開発や改修などを手がける「みらい・パートナーズ」（東京）が、新潟県津南町秋成で農業用水を活用した小水力発電所を２カ所に建設する。５月内の着工に向け、５月１７日に現地で地鎮祭を行った。エネルギーの地産地消を目指すとしており、発電した電気は、津南町内の事業所などに供給する計画だ。
津南町が働きかけ、みらい・パートナーズが２０２１年から調査・設計を行ってきた。河岸段丘で高低差があり、水が豊富なことから、適した場所と判断したという。
大谷内ダムと源内山調整池を結ぶ約２キロの幹線水路沿いに、「津南みらい幹線第一水力発電所」「第二水力発電所」を建設する。ともに最大で毎秒１・３４立方メートルの...
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