
オープンした「吉井子ども村」で遊ぶ子どもたち=6月2日、佐渡市吉井本郷
自然の中で、子どもを中心に多世代が憩える公園として、新潟県佐渡市吉井本郷で整備が進められていた「吉井子ども村」が6月2日、オープンした。佐渡市のNPO法人「サードフィールドさど」が中心となり、行政や補助金に頼らず、民間主導で遊具やトレーラーハウスなどをそろえた。
吉井子ども村は、農協の車両センターだった空き地約2300平方メートルに設けられた。樹木に囲まれたエリアには、木製のブランコやあずまやなどがある。舗装された部分には駐車場のほか、遊び場としても使えるトレーラーハウスなどを置いた。使わなくなった観光バスも幼児向けの遊び場として活用している。
公園整備は「吉井子どもの森プロジェクト」と銘打...
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