
新潟保護観察所は6月7日、職場の同僚3人に対しセクハラ行為を繰り返したとして、法務事務官だった職員を停職9カ月の懲戒処分にした。職員は7日付で依願退職した。保護観察所は「(元職員と被害者の)個人の特定につながる」として、元職員の年齢や性別を明らかにしていない。
新潟保護観察所によると、元職員は2022年3月と23年5〜8月、また23年9月、それぞれ別の同僚に対し不必要に体に触れたり、通信アプリLINE(ライン)で性的な内容のメッセージを繰り返し送信したりするなどした。元職員は当時、犯罪や非行を犯した人の再犯防止などを指導する保護観察官だった。
2024年2月に被害者からの相談で発覚し、保護観...
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