田植えをする「ゆのたに」の社員=6月4日、魚沼市並柳
田植えをする「ゆのたに」の社員=6月4日、魚沼市並柳

 新潟県内外で魚沼産コシヒカリのおにぎり店などを展開する「ゆのたに」(魚沼市宇津野)の社員約10人が6月4日、魚沼市で田植えをした。米作りを通じ、自社製品への愛着を育む狙い。ゆのたには今後、顧客向けにも田植え体験を企画する予定で、魚沼地方への交流人口増加にも貢献する考えだ

 ゆのたには首都圏や関西を中心に25店舗を展開する。参加した社員のほとんどはおにぎり専門店の店長で、田植え研修は初めて行った。

 ゆのたににコメを納めている生産者の田んぼで、生産者を講師に昔ながらの作業を体験。社員は素足で田んぼに入り「かたころがし」で目印を付けた後、一列に並んで手植えをした。「腰が痛い」「土が温かくて気持ちいい...

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