
黄緑色の光跡を描くホタル=6月11日午後8時30分過ぎ、上越市大島区仁上(許可を得て撮影)
新潟県上越市大島区仁上(にがみ)のほたる公園でホタルが舞い始めた。6月11日夜も50匹以上が飛び交い、黄緑色の光跡が幻想的な世界をつくり出していた。
地元住民でつくる「仁上ほたるの会」が水路の草刈りや幼虫の餌となるカワニナへの餌やりなどを長年続け、生育環境を守っている。同会の武田銀一さん(74)によると、今年は6月5日に姿を現した。朝晩の気温が低く、例年より4〜5日遅いという。
11日夜、ほたる公園の広場にはゲンジボタルが、公園周辺の田んぼのあぜではヘイケボタルが、それぞれ乱舞した。公園では25日ごろまで、周辺では7月中旬ごろまでが見頃という。武田さんは「ぜひ多くの人に見に来て楽しんでほしい...
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