
陀羅尼八幡神社の境内で茅の輪をくぐる参拝者たち=上越市北本町2
新潟県上越市北本町2の陀羅尼(だらに)八幡神社境内に地元住民らの手で茅の輪が置かれた。くぐることで疫病や災いを除き、福を招くとされるもので、6月30日開催の「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」を前に作られた。
夏越の大祓は、年明けからの半年間で身についた罪やけがれをはらい清める神事。茅の輪は2021年夏、新型ウイルスの感染拡大を機に置き始めた。
直径2メートルほどで、氏子総代や有志の12人が6月8日、竹製の芯に関川の河川敷で刈ったカヤを巻き付けて作成。地元住民らが参拝の作法にならって8の字に輪をくぐり、無病息災を願った。
氏子総代の一人、山﨑恵二さん(72)は「地元の人はもちろん、多くの人...
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