
新潟市の市街地
財務省新潟財務事務所が6月13日発表した2024年4〜6月期の県内法人企業景気予測調査によると、景況判断指数(BSI)は全産業で前期(1〜3月期)から13・4ポイント改善し、マイナス11・2だった。マイナスは3期連続。製造業、非製造業とも改善し、マイナス幅は縮小したものの、原材料価格の高止まりや人件費上昇などが依然、重しとなっている。
BSIは、景況感が前期より「上昇」したと見る企業の割合から「下降」したとする企業の割合を差し引いた値。調査時点は5月15日で、170社が回答した。回収率は81・7%。
製造業は、8・6ポイント改善しマイナス18・2となった。感染禍から経済活動が正常化し、設備投...
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