
児童たちと車いすバスケを楽しむ加藤正さん(右)=上越市浦川原区の浦川原小
パラスポーツを通じて共生社会への理解を深めてもらう授業「あすチャレ!スクール」が、新潟県上越市浦川原区の浦川原小学校で開かれた。車いすバスケットボール選手として全国身体障害者スポーツ大会に7回出場した加藤正さん(55)が講師を務め、児童たちに挑戦することの大切さを説いた。
日本財団パラスポーツサポートセンター(東京)が6月11日に開き、全校児童約120人が参加した。加藤さんは車いすやボールの扱い方を実演。4〜6年生が車いすに乗り、1チーム5人で試合をし、シュートが入ると拍手や歓声が上がった。
講話で加藤さんは小学2年生の時に病気で左足を失ったが「やってみたい」と思う気持ちを大切にして、いろい...
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