新潟県長岡市と長岡商工会議所が市内事業所を対象に行った2024年1〜3月期の景況調査によると、業況判断指数(DI)はマイナス19・6となり、前期(23年10〜12月期)と比べ9・0ポイント悪化した。悪化は2四半期ぶり=グラフ参照=。上昇が一服し、足元にかけて、やや弱含みの動きとなっている。市産業支援課は「物価高やエネルギー価格の高騰が続き、ボディーブローのように企業活動に響いている」と分析する。

 DIは、前年同期比で業況が「良い」と答えた事業所の割合から「悪い」とした割合を差し引いた値。新型コロナウイルス禍で、マイナス63・0と底を打った20年4〜6月期から持ち直し、23年1〜3月期にプラス...

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