
佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」=佐渡市
岸田文雄首相は7月4日、世界文化遺産登録を目指す新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」について、新潟日報社が提出していた質問に書面で回答した。登録の可否を決める7月21日からの世界遺産委員会に向け、「韓国との間で誠実に議論を行っていく」との考えを示した。
佐渡金山の登録を巡っては、朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張する韓国など委員国の理解を得られるかが焦点になっている。
首相は「日韓両国は重要な隣国同士」とし、...
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