帝京長岡高-名古屋ユース 前半10分、帝京長岡高のDF下田蒼太朗(左奥)が頭で決め、1-0=長岡市
帝京長岡高-名古屋ユース 前半10分、帝京長岡高のDF下田蒼太朗(左奥)が頭で決め、1-0=長岡市
帝京長岡-名古屋ユース 後半、攻め上がるFW安野匠(中央)ら=長岡市の長岡ニュータウン運動公園

 サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ日本サッカーの18歳以下、高校生年代の最高峰リーグ。全国のクラブユースや高校の強豪24チームが東西各12チームに分かれ、年間通してリーグ戦を行う。2024年は新潟県の帝京長岡高校が初参戦し、西地区に所属。新潟県勢としては2016年のアルビレックス新潟U-18以来、8年ぶりの参戦。下部リーグは各地域のプリンスリーグで、毎年昇降格がある。は7月6日、新潟県長岡市の長岡ニュータウン運動公園で西地区第11節の1試合を行い、帝京長岡高は名古屋ユースと1-1で引き分けた。通算成績は5勝3分け3敗の勝ち点18で、リーグを折り返した。暫定順位は3位。 

 序盤から一進一退の攻防が続いた。帝京長岡高は前半10分、CKからDF下田蒼太朗が頭で合わせ先制。だが13分にスローインの流れから失点した。

 その後もパスワークやクロスで好機を築き、FW安野匠らが狙ったが追加点は奪えず。逆にカウンターから招いたピンチでは、GK小林脩晃らがよくしのいだ。

 古沢徹監督は、初参戦のプレミアリーグ前半戦を「新参者でも上位に入れて、選手は本当に頑張っている。1試合での成長度合いもこれまでより高い」と手応えを語った。

 帝京長岡高の次節は9月1日、長岡ニュータウン運動公園で広島ユースと対戦する。

◆DF下田蒼太朗が“奇策”で先制点、「イメージ通り」

 帝京長岡高は前半10分、相手守...

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