危険物に対応した低温倉庫、中越運送（新潟市中央区）が上越市に2棟増設　化学製品を保管、運用ノウハウ生かし今後も拡充目指す

　中越運送（新潟市中央区）は新潟県上越市の物流拠点「上越第２ロジスティクスセンター」（上越市頸城区下吉）の敷地内に、危険物に対応した低温倉庫２棟を増設した。化学製品を保管し、１棟は７月、もう１棟は８月に稼働する。

　敷地内には２０２１年に整備した危険物低温倉庫が１棟あり、上越地域は計３棟となる。

　倉庫は直江津港と北陸道上越インターに近く、輸出入や陸送に対応しやすい県南部産業団地に立地。ともに延べ床面積は約９５０平方メートルの平屋建てで、主要取引先の化学工業製品メーカーの要請に応え増設した。劣化のリスクがあり、厳重な保管が求められる商材を管理する。

　中越運送では、２０年に新潟市北区の東港ロジスティ...