拉致問題の早期解決を願う署名活動=14日、新潟市西区
拉致問題の早期解決を願う署名活動=14日、新潟市西区

 北朝鮮による拉致被害者1970~80年代、北朝鮮が日本人を連れ去る国際犯罪を重ねた。工作員の教育などが目的とされる。2002年の日朝首脳会談で金正日総書記が拉致を認めて謝罪。被害者5人が帰国し、8人は「死亡」とされた。日本政府認定の被害者は計17人で、北朝鮮は4人を「未入国」と主張している。日本側は説明に不審な点が多いとして受け入れず、交渉は停滞している。と家族を支援する市民団体「救う会新潟」が7月14日、新潟市で拉致された横田めぐみさん1977年11月15日、新潟市立寄居中学1年の時の下校中に失踪。2002年9月の日朝首脳会談で北朝鮮は拉致を認めた。北朝鮮はめぐみさんは「死亡」したとして04年に「遺骨」を出したが、DNA鑑定で別人のものと判明。北朝鮮の説明などに不自然な点が多く、日本政府は生存を前提に再調査を求めているが、北朝鮮は「拉致問題は解決済み」としている。=失踪当時(13)=ら全ての拉致被害者の早期救出を求める署名活動を、新潟市西区の新潟ふるさと村で行った。

 署名活動は毎年10回近く行っており、2024年では7回目。メンバー10人がめぐみさんの家族写真などを掲示したブースを設け、買い物客らに協力を呼びかけた。

 署名した新潟市北区の会社員女性(45)は...

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