
入学生を代表してあいさつする志賀義明さん(中央)=長岡市
日本酒造りの担い手を養成する新潟清酒学校の入学式が7月10日、新潟県長岡市で行われた。県内の酒造会社に勤める14人が40期生として入学し、ともに研さんし合うことを誓った。
新潟清酒学校は1984年に新潟県酒造組合が設立。カリキュラムは3年で、酒造メーカーから推薦を受けた従業員が、働きながら酒造りの技術や関係法令などを学ぶ。これまでに579人が卒業した。
式では、入学生一人一人の会社名と名前が読み上げられた後、渡邊健一校長=石本酒造(新潟市江南区)常務=が「日常業務でも問題を発見し解決する意欲を持ってもらいたい。推薦されて入学した意義を自覚し、自信を持って勉学に励んでほしい」と激励した。
入学...
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