
渡邊健一校長(左)から卒業証書を受け取る卒業生=6月10日、新潟県長岡市
日本酒造りの担い手を養成する新潟清酒学校の第37回卒業式が6月10日、新潟県長岡市で行われた。県内の酒造メーカーに勤める7人が卒業証書を受け取り、今後の活躍を誓った。
清酒学校は県酒造組合が1984年に設立。カリキュラムは3年で、酒造会社から推薦された従業員が月1〜3回、県醸造試験場などに通って授業を受ける。2023年までに約570人が卒業した。
新型コロナウイルス禍の中で入学した37期生は、一部の授業をオンラインで受けるなど感染症対策を講じながら学び合った。
卒業式では渡邊健一校長=石本酒造(新潟市江南区)常務=が「同窓生や講師陣とのつながりは宝。さまざまな機会を活用して卒業後も研鑽(けん...
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