入浴施設の方向性を考える検討会の初会合=佐渡市役所
入浴施設の方向性を考える検討会の初会合=佐渡市役所

 新潟県佐渡市が所有する三つの入浴施設の今後について市が市民らの意見を聞く「入浴施設あり方検討会」の2024年度の初会合が市役所で開かれた。指定管理で運営している3施設について、機能の集約も含め、方向性を提言する。

 市内では合併前に整備された入浴施設の今後の在り方が課題になっている。これまでに、2021年度の検討会の提言を踏まえて市は23年度に新穂潟上温泉を民間に無償譲渡。畑野温泉松泉閣、ビューさわた、羽茂温泉クアテルメ佐渡の3施設は23年度から指定管理で運営している。

 検討会は市民ら6人で構成。7月12日の初会合で市は、指定管理3施設の現状や課題を報告した。今後の方向性として、松泉閣は指定管...

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