7月26日開幕のパリオリンピック(五輪)では、新潟県関係の10選手が代表に選ばれた。陸上、競泳など8競技で活躍が期待される選手や競技を紹介する。(※年齢は2024年7月26日現在)

シュート練習する新田一景選手=6月8日、柏崎市の県立柏崎アクアパーク
シュート練習する新田一景選手=6月8日、柏崎市の県立柏崎アクアパーク
◎新田一景(にった・いっけい)1998年生まれ。石川県白山市出身。金沢市立工業高、新潟産業大、ブルボン。身長176センチ。2023年、24年世界選手権代表。22年杭州アジア大会優勝。

■競技 水球

■1次L日程 セルビア戦・7月28日午後7時5分フランス戦・30日午後10時ハンガリー戦・8月2日午前4時5分スペイン戦・3日午後5時30分オーストラリア戦・5日午後8時35分(日本時間)

■決勝 8月11日午後9時(日本時間)

 水球のまち・新潟県柏崎市のブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)から、男子代表に稲場悠介、棚村克行、新田一景(いっけい)の3選手が入った。ブルボンKZからは、コーチに筈井(はずい)翔太氏(37)が選ばれた。水球の男子は3大会連続の五輪出場となる。

 新田一景選手は初めての五輪代表となる。ゴールキーパー以外のポジションをこなす万能型の選手で、日本代表では、相手エースと相対する右サイドなどでプレーする機会が多い。日本の武器である速攻の起点としての役割も期待されている。...

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