バスティーユ広場に設置された五輪マークのオブジェの前で記念撮影する観光客ら=22日、パリ
バスティーユ広場に設置された五輪マークのオブジェの前で記念撮影する観光客ら=22日、パリ
バスティーユ広場に設置された五輪マークのオブジェの前で記念撮影する観光客ら=22日、パリ
開会式を控え、フェンスによって規制されたセーヌ川沿い。QRコードを申請した住民らだけ通行を許される=パリ

 【パリ=本社運動部・渡辺伸也】7月26日に開幕するパリ五輪を取材するため、現地に入った。22日、パリ市内中心部を歩くと、開幕を心待ちにする人たちの姿が見られた。一方、開会式の舞台となるセーヌ川沿いは、テロを警戒してフェンスでふさがれ、人や車の往来が制限されていた。五輪本番が近づいていると肌で感じた。

 五輪マークのオブジェが設置されたバスティーユ広場では、記念撮影する観光客らが列を作っていた。凱旋(がいせん)門近くの公式グッズ店では、レジに多くの人が並んでいた。

 ただ、街の中心を流れるセーヌ川に近づくと、様子ががらりと変わる。川沿いの道はフェンスがずらりと並び、多くの店のシャッターは降りたまま...

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