
暑さをしのげる「コミュニティオアシス」。目印ののぼり旗がある薬局=新潟市西区平島1
熱中症予防や家庭の節電対策に役立ててもらおうと、新潟市は冷房の効いた施設を「コミュニティオアシス」として開放し、利用できる場所を増やしている。2024年の夏は薬局やコンビニエンスストアなどの民間施設を前年の10倍以上に増やし、公共施設と合わせ市内で計408カ所を開設。積極的な利用を呼びかけている。
猛暑だった23年夏、新潟市内では熱中症による救急搬送が急増。市消防局によると、2023年の搬送者数は620人で過去最多...
残り399文字(全文:609文字)