佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」=2024年1月19日、佐渡市
佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」=2024年1月19日、佐渡市

 新潟県は7月22日、世界文化遺産の登録可否を決める国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の審議のパブリックビューイング(PV)を開催すると発表した。審議は26〜29日に行われる予定で、佐渡金銀山ガイダンス施設「きらりうむ佐渡」(佐渡市)や新潟日報メディアシップ(新潟市中央区)などで行う。

 県と佐渡市などが主催。世界遺産委は7月21日にインド・ニューデリーで始まったが、佐渡金山の審議の詳細な開始日時は確定していない。PVは26〜28日の午後0時半〜5時ごろと、午後5時半〜10時ごろのいずれかになると想定している。PVの開始時刻は県公式X(旧ツイッター)や、「佐...

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