
こむすびリノベ36の認定業者に認定証を手渡すゆきぐに信用組合の小野澤一成理事長=南魚沼市塩沢
新潟県の魚沼地域を営業基盤とするゆきぐに信用組合(南魚沼市)は、中古住宅の購入や改装時に最長36年の固定ローンを組むことができる融資商品「こむすびリノベ36」の取り扱いを始めた。若い世代で中古住宅の需要が高まる中、拡大する市場に応じた商品を広めることで、空き家問題の解決や地元建築業者の仕事の創出につなげていく。
こむすびリノベ36は最長36年の固定ローン。中古住宅の購入や改築を目的とした場合に利用できる。18〜49歳が対象で、限度額は3600万円。固定金利で利率は年2・4%。県は、子育て世代や若い夫婦が購入する中古住宅のリノベーション費用を実質的に補助する「にいがた安心こむすび住宅推進事業」...
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